時代を象徴する「ネオ会計士」とは?

Hagiyamaです。

今回は、「ネオ会計士」について述べようと思います。

(※この「ネオ会計士」という名前は私が勝手に言っているだけなので、一般的に言われている言葉ではありません。今のところ)

ここで言う「ネオ会計士」とは、一言で言えば「会計業務を主な業務としていない公認会計士」のことをいいます。

具体的には下記のような特徴があります。

  • レストランオーナー 兼 公認会計士
  • 八百屋の経営 兼 公認会計士
  • インターネットでの集客ビジネス支援 兼 公認会計士
  • 士業交流会のプロモーター 兼 公認会計士
  • アフィリエイター 兼 公認会計士
  • 学習塾の経営 兼 公認会計士
  • youtuber会計士

「ネオ会計士」は決して怪しいビジネスをしているわけではなく、公認会計士の肩書を利用しながらも、従来の会計事務所がやるような業務を超えた、独自のビジネスをする会計士のことです。

私が大手監査法人に勤めていた2000年代前中半には、こういった会計業務以外の業務をする会計士はほとんどいなかったように思います(もし目立つことをする会計士がいれば狭い業界なのですぐにウワサになるので)

最近ではこういった「ネオ会計士」が徐々に増えてきたように思いますが、これは昨今における多様な働き方を許容する時代の象徴といえるかもしれません。

正社員であっても副業を許可するような企業が増えていくなか、既存の”型”に捉われない自由な働き方があって然るべきだと思います。

将来10年間における業務自動化によってなくなる可能性のあるといわれている会計士、生き残りをかけて他者との差別化を図るというのは、とても賢い選択だと思います。

そのうち、「俳優 兼 会計士」とか、「プロピアニスト 兼 会計士」とか、びっくりするような組み合わせが出てくるかもしれません。

(ちなみに私も「ネオ会計士」のような働き方をしたいと考えるものの、残念ながら勇気がなくて型を破ることが出来ていません・・)