Hagiyamaです。
公認会計士制度が制定された日(7月6日)は、日本公認会計士協会東京会の主催により、毎年その前後の日に著名人による記念講演が行われます。
私はこの著名人の祈念講演をなるべく毎年聴きに行くようにしています。 過去には、小泉純一郎氏(元内閣総理大臣)、柳井正氏(ユニクロ創業者)の講演を聴きました。
2019年の記念講演者は、特徴的な声とトーク力が魅力の「ジャパネットたかた」創業者の高田明氏でした。
結論から言えば、名言の嵐。
下記は、私が講演を聴きながら書いたノートの抜粋です。
- 結果よりもプロセスを大切にする(保有サッカーチームのJ2からJ1昇格さらにJ2降格の話から)
- 自分の力だけで変えられないような悩みをいくら考えても無意味(未来に囚われず今を生きる)
- 一つのことを続けているといずれ多様性が生まれる(英語の学習という一つのこと → イタリア語 → フランス語 → ドイツ語へと発展)
- どれだけ多くの人に会ったがその人となりを決める(そのために語学を学習し異文化に触れる)
- 何かを一所懸命にやっていると同じ価値観を持った人たちが自然と周りに集まってくる
- 伝えた「つもり」になっていないか常に自問する(本当に相手に伝わっているのかどうか)
- 提案によって市場は作れる(例:少子高齢化社会における70代向け電子辞書の販売など)
- 自分が売りたいものではなく相手が欲しているものを考える(売り手良し、買い手良し、世間良しの「三方良し」の考え方)
- 業界の常識は消費者(=世間)の常識ではない
- できない原因は2つある ①自分を信じていないからできない ②できない理由をやる前に考えるからできない
- 失敗する理由も2つある ①そもそも挑戦しなかったという失敗 ②挑戦しても一所懸命にやらなかったという失敗
- 3つの”sion”を大切にしていれば老けない ①Mission(今を生きるという使命) ②Passion(情熱をもつ) ③Action(言うだけでなく実際に行動する)
- 伝えるコツは上手く話そうと思わないこと(あらかじめ原稿を作成しない)
- 非言語(体全体や表情筋、感動など)は言語を超える
・・話を聴いていて、ジャパネットでご活躍されていた時に、消費者が「買いたくなる」「応援したくなる」と思う気持ちもよくわかりました。成功するべくして成功されたのだなということも。
さらには、仕事を楽しみさらには人生を楽しんでいると、あれほどエネルギッシュで活き活きできるのだなと。講演は無料でしたが得られたものはプライスレス。
また、たかた社長は41歳でジャパネットを起業されていますが、「何かを始めるのに遅すぎるということは決して無い」と。100歳から新しい語学を始めたという人の話もあり、何歳からでも始めるのに遅すぎることは無いのだと再確認しました。
成功者の話を聴くというただそれだけで、エネルギーが得られます。