鉄は熱いうちに打て

Hagiyamaです。

ここ数年、「思い立ったら即行動」(=鉄は熱いうちに打て)を心掛けています。

著名人の講演から刺激を受けたり、何かをしようと思い立った時、即座に行動ができるかどうかは何かの物事を成功させるための秘訣だと思っています。

もし思い立ったは良いけれども、そのままずっと何も行動しないでうだうだだらだらとしていると、そのうちだんだんと当初の熱が冷めてきてます。

時間ばかりが経って前に思い立っていたことを忘れてしまい、結局、行動を起こさなくなります。

そしてふとしたある時、過去に思い立ったけど行動を起こさなかったという事実に気が付いた時、

「あーあの時行動しなくてよかった~イヤなことが起こってたかもしれないし・・」

という言い訳を自分にします。


これは、典型的な「酸っぱい葡萄」理論と呼ばれるものです。

酸っぱい葡萄理論とは、イソップ物語に出てくる話の一つで、キツネが木の高いところに実っているブドウを取る努力を惜しみ、「どうせあのブドウは酸っぱかったんだ。だから苦労して高い木を登って取ったところで何も得られない」という言い訳をするという話です。

もちろん、高い木に実っているブドウが酸っぱいか甘いかなんてのは、実際に取ってみないことには絶対にわかりません。

ただ残念なことに、世の中の大多数の人は、この酸っぱい葡萄理論の通りに考えて翻弄されます。私も含めて。


先日聴いたジャパネットたかた社長のお言葉を借りれば、

「行動を起こしさえば少なくともプラスかマイナスにはなる。もし行動を起こさなければゼロのまま。」

(高田社長の講演感想は下記)

私はこのお言葉に補足するとすれば、「行動しないと何もしないまま時間だけが過ぎ、歳を取って老ける分だけマイナスになる」と付け加えたいと思います。

いつまでもコンフォート・ゾーン(=安全圏)にいては成長は無く、安全圏を少しだけ飛び出し何かをすることに人生の意味があるものだと。

私は非凡な人間だと驕る気持ちはさらさら無いのですが、「平凡な人にはなりたくない」という気持ちだけは強くあります。


記事の最後に、私の好きな言葉の一つを紹介します。

99% of failures comes from those who have a habit of making up excuses.” (George Washington)

(訳:失敗の99%は言い訳する癖のある人から生まれる)

自分に言い訳をせず、高い木にあるブドウは甘いと信じ、何歳になっても思い立ったら即行動を心掛けて生きていきたいと思います。