キャッシュレス社会と「記帳代行」業務の縮小化

Hagiyamaです。

世の中を見ると、急速にキャッシュレス化、つまり現金を全く使わない場面が増えていると感じます。

店のレジではクレジットカードが使え、自動販売機では電子マネーで飲み物が買え、また最近ではスマートフォンのアプリで支払うことのできる場所も増えてきました。

私も一昨年にイギリスに行った時、あらゆる場所でカード払いができ、ほとんどポンド紙幣に触ることなく過ごすことが出来ました。

現金で支払うことのデメリットには、次のようなものがあると思います。

・店のレジでの支払いに手間取る(そのせいでレジ行列を作ることも)
・小銭がジャラジャラと財布の中でかさばる
・お札や小銭は無数の人の手を経ていて清潔ではない(現金は感染症の源泉とも言われている)
・盗難や紛失のリスクがある

キャッシュレス社会では、これら現金の弊害すべてを解決します。

・レジでの会計がスムーズに
・小銭がないので財布がかさばらない
・現金を触らないので現金に関する感染症のリスクがない
・盗難や紛失するリスクがない(カードやアプリは利用停止手続をすればいいだけで金銭的な被害は最小限)

 

キャッシュレス社会のメリットについて述べましたが、実を言うと私は日本では現金主義です。

(その理由は、カードやアプリ等ではなく実際のお金で支払うことでお金を使った感覚を肌で感じたいというだけなのですが)

海外ならともかく治安のよい日本では現金払いがまだまだ根強いと思いますが、現金払いのデメリットやキャッシュレスのメリットがもっと浸透していけば、現金を全く持ち歩かなくても生活ができる日が来るのもそう遠くはないのかもしません。

 

キャッシュレス化社会がどんどん進むと、会計事務所の主要業務である「記帳代行」も徐々に必要がなくなってくることが予想されます。

電子の出金明細を会計仕訳に自動変換する技術はすでにありますし、現金で支払わないと領収書やレシートを紙でもらう機会もなくなってきます。

これも技術進歩という時代の流れ・・時代を読み、時代に取り残されないようにしたいです。