Hagiyamaです。
事務所の新規立ち上げから約1年半、この度、事業を法人化(追加設立)しました。
会社設立の手続きは全て自分でやりました。
できるだけどこにも行かず家か事務所に引きこもってやりたかったので、今のこの時代、オンラインでできる手続は全てオンラインでしようと決意。
名付けて「引きこもり会社設立大作戦」
(作戦名を付けるのは青学の原監督のパクリです)
・・・実際の会社設立までの流れはだいたい次のような感じでした。
- 定款をワードで作成して近くの公証役場にメールで送って内容チェックをしてもらう
- チェック後の定款を申請用総合ソフトを使って公証役場にオンライン提出する
- 公証済定款データの受取(USBメモリ持参)と印鑑証明書を出しに公証役場に行く
- 会社設立登記の申請書類をワードで作成して申請用総合ソフトでオンライン提出する
- 印鑑登録申請書を提出しに法務局に行く
- 法務局から電話があり申請書類や登記事項の内容を補正する、その後オンラインで補正後資料を再提出する
- 会社法人番号が発行されて登記完了
設立手続きの中で引きこもりを脱出したのは、定款データを取りに公証役場に行った時と、印鑑登録申請書を出しに法務局に行った時の2回だけです。
本人確認の都合なのかこれだけは役所を訪問するしかないらしいので、いずれはオンライン手続ができるように変わるでしょうか。
(一応、テレビ電話認証なるものも制度としてあるそうです。もっと根付くといいですね)
登記申請までにかかった作業時間は、だいたい3日間(=21時間)くらい。
電子証明書付のマイナンバーカードとICカードリーダーは持ってるので楽勝!・・かと思いきや、
思いのほかPDFと登記ネットの電子署名でひと苦労。。
Adobeの設定とかICカードの認識がなかなかうまくいかず、マニュアルとインターネットお役立ちサイトをにらめっこしながら、四苦八苦イライラ・・
これから会社設立したいと考える方のためにお伝えすると、専門家に頼んだほうが「時間的」にも「労力的」にもおまけに「精神的」にも、圧倒的に楽だと思います。
ですが、自分で資料を準備して設立登記することから学べたものはかなり多かったように思います。
今後ともよろしくお願いいたします。