Hagiyamaです。
いきなりですが、ブラックショールズ・モデルを再学習することになりました。
「再」学習というのは、ブラックショールズ・モデルは会計士の2次試験時の科目(経営学)で一度は触れた内容だからです。
ですが、試験対策ではこの式を紐解くことはせず、ただ単に「こういう偉い人が発明した便利な式があるんだ~」程度の勉強でした。
実際の経営学の試験で出題された記憶もありません。(そもそも経営学でどういう問題だったかも全く覚えていないという・・)
ブラックショールズ・モデルは前提としてオプションの満期日にだけ行使できるヨーロピアン・オプションの価格を算出する式です。
コール・オプションの価格は、下記の数式にて算出されます。
(S0:原資産価格、σ:ボラティリティ、K: 権利行使価格、r:利回り、T:行使期間)
(↑エクセルの数式エディタを使って頑張って作りました)
この式に遭遇したのは今から2ヶ月くらい前・・
十数年ぶりの対面で数式の羅列・・脳が拒否反応を起こしました。
ですが、その一方、どこかで懐かしい気持ちにもなりました。
一応私は大学は数学受験でしたし、大学2年の時には統計学が必須科目でしたので、もしかすると再び出会うべくして出会ったのかもしれません(んな大げさな・・)
この式の中で、初見で分からない記号が3つありました。
「ln」と、「N」と、「e」です。
調べてみると、「ln」(エルエヌ)は自然対数log、「N」は標準正規分布(Normal distributionのN)、「e」は指数関数です。
統計学の正規分布以外は高校数学で習う内容ですが、いずれも日常生活で使うことはまず無いのでこれも記憶の彼方。。
ブラックショールズ・モデルに関しては今後も長い長い付き合いになりそうなので、この式と友達になっておく必要がありそうです。
(「友達になっておいてください」というセリフは、当時の会計士学習の予備校の先生が言ってました)