PCブラックアウト体験記・続

matsumotoです。
今から約1月前、PCの不調に関してこんな記事を書きました。

当時、サポートセンターからの応急処置により無事回復…!
ということで、その後(誤魔化しながら)なんとかやって来たのですが、
以後同じような現象が2回、3回と続き、3回目になるとさすがに復旧までに時間を要するように
(3回目のブラックアウトからの復旧には5日ほどかかりました。)なったので、
ついに修理出す決意をしました。

今回は、それについて書きたいと思います。

目次

まずは新しいPCを注文

本体のディスプレイのみ映らないという問題であったため、
修理に出す前に新しいPCを注文し、2台並べながらの復旧作業をしました。
本体自体が逝ってしまう前でしたので、ギリギリセーフという感じでした。
新規のPC購入する際には、自分好みにオーダーするか、
ある程度人気の組み合わせで組んだものにするかということが選択できます。
(到着までのスピード感として、前者は10日~14日、後者は最短で注文日の翌日)
私の購入した機種は修理期間中は代替機は貸与されないということでしたし、
近々の仕事先に不安定な状態のPCを持っていきたくないと思いましたので、
オーダーを諦めることにし、すぐに届くモデルを注文しました。
ちょっと残念でしたが、概ね欲しい組み合わせのものが見つかったのが幸いでした。

(早期に)故障した原因を考えてみる

これはひとえに稼働時間かなあと思っています。先々代のPCは6年ほど稼働しましたが、
これは学生時代からの個人用のPCであり、学生時代といえば勉強が中心でしたので、
レポートや論文などを書くときは日中も稼働したりということもあったものの、
基本的には夜私用で稼働するくらいでした。

(今般、PCを新調したので修理に出したPCを先代くんと呼ぶことにします)
先代くんは仕事用にと購入したものですが、稼働時間は学生時代からのPCに
比べて明らかに増えていたと思います。
思い返せば、PCをパタンと閉じて(スリープ状態へ)、即起動できるような状態が
常態化していたこともあり、「休ませてくれ…!」という先代くんに鞭打って働かせていたのでしょう。
購入してから修理に出すまで2年2か月。故障するには早いなあというのが
個人的な感想ですが、使い方がブラックだったせいかなと。反省です。

その後…

注文してから1日半くらいでしょうか、届くのは本当に早かったです。

こちらがニューフェイスくん(懲りずにVaioにしました。)
画面が13.3→14.0へ
(地味に大きく感じます)
画素数が1920×1080→3840×2160へ
(かなり滑らかに)

この間2年2か月経っていますが、思いのほかモデルは進化しており、
値段はそこそこになってしまったものの、やはり新しい機種は快適でした。

お金的にはなかなかのボディーブローでしたが、「回収しよう(早速仕事で
活躍してもらおう)」という意欲も湧いたのでよしとします。

先代くんはまだ2年ちょっとなので、修理を経て、長時間酷使しなければ
まだ使えるだろうと踏み、サブとして活躍してもらうことにします。

復旧作業はスムーズに

先代くんが最初に画面が真っ暗になったときに、もろもろのバックアップを取って
おいたのが功を奏しました。まさに「備えあれば憂いなし」と言えましょう。

Office365→マイクロソフトの管理ページへアクセスし、ダウンロードしなおす
ウイルス対策→トレンドマイクロ社の管理ページへアクセスし、再設定
Outlookの設定→最初の異常の時に残したメモをもとにスムーズに復元
Excelの設定→先代くんの設定を確認しながら復元
DropboxやOnedriveなどのクラウドストレージ→ログインし直すだけ
Google chromeなど検索エンジン→先代くんからブックマークをエクスポート→ニューフェイスくんへインポート
そのほか、先代くんにインストールしていたアプリなどを復元

上記を経てほぼ復旧が終わりました。

ストレージ系はすぐに参照できるので言わずもがなですが、地味ありがたいのが、
・Office365:1アカウントにつき5台まで登録可能であること
・ウイルスバスター: 1アカウントにつき3台まで登録可能であること
という点です。どういったことができるかというと、
先代くんは修理に出していったんまっさらになってしまいますが、
再度インストールすることで、先代君でも変わらずOffice、
ウイルス対策の環境を備えることも可能になります。

結果としてメインとサブのPC持ちというスタイルになる予定ですが、
もう一度お金を払わなくてよいというのは素晴らしいですよね。
1アカウント1台でなくて本当に助かりました笑。

2台並べて復旧作業中
奇跡的に3回目の復活を遂げた先代くん
その後、先代くんは修理へ…

少しは会計に関する話を考えてみる

さて、今回は先代くんが予想よりも早く故障してたこともあり、想定外の出費
がそこそこ痛かったので、およそ2年くらいでPC台くらいの備えをしておこう
と思った次第ですが、いつかくるPCの故障、買い替えに備えて「引当金」を計上しよう、
というのは会計上可能なものでしょうか?
この点につき、企業会計原則 注解18を改めて見てみましょう。
引当金の4要件に照らすのならば…

①将来の特定の費用又は損失であって、
→〇(将来壊れた時に買い替え費用が発生)
②その発生が当期以前の事象に起因し、
→〇(それまでの使用に起因して故障、買い替えの流れとなる)
③発生の可能性が高く
→×(いつ、どれくらいの可能性で壊れるかわからない)
④その金額を合理的に見積ることができる場合
→×(同スペックのものを現時点の価格で見積もることはできるが、
   陳腐化も激しく、壊れて買い替えとなったときの価格を合理的に
   算定することができない)
ということで、③、④を満たすことができないと思いますので、おとなしく、
来る時に備えてキャッシュを取っておく、というのが重要かもしれません汗。

終わりに

想定以上に早く買い替えのタイミングとなりました。幸いにして環境の
復旧はうまくいきましたが、次回は保守的に今回のサイクル(2年)くらいで
ちゃんと備えておこうと思いました(キャッシュ的な意味で)。
以上、matsumotoでした。